このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ホ・オポノポノ電子書籍プレゼント

KR女史へのインタビュー(1)

2016年04月08日

すべての体験は「クリーニング」のため



―― 先日の講演では、仕事や人との出会い、「人生のあらゆることはクリーニングのためにしている」というところに立てば、すべてがうまくいく、というお話をされていましたね。私は、「人生がスムーズになるようにクリーニングする」、と捉えていたところがありました。


KR女史  最初はそのように考えていた方でも、ちゃんとウニヒピリ(※)と対話しながら、目の前のことをクリーニングしていくことが、自分の役割なのだ、と気付いていかれます。
 先日、ある方が息子さんの登校拒否という問題に関してセッションを受けられました。進めていくうち、問題は息子さんではなく、「ご自身の記憶」なのだということ、「ご自身が息子さんに対して体験していること」を、クリーニングするのだ、ということに気付かれました。しばらくしてお会いしたら、お子さんも状態が良くなり、ご自身も大変楽になられていました。
 ホ・オポノポノでは、仕事をしていても、人と会っていても、あらゆる体験は、「自分自身の体験や想いのクリーニングのため」に起きている、と捉えます。私たちの体験は、もともと自分自身の中にあった「記憶」が再生されているわけですから、その「記憶」をただ、クリーニングしていくのです。
 医師、治療家という仕事も、患者さんから病状の相談を受けている、という「ご自身の体験」を、クリーニングするだけです。起きることはすべて、「ご自身のクリーニングのため」です。

※ウニヒピリ…潜在意識、インナーチャイルド。クリーニングにおいて、この「ウニヒピリ」のケアは不可欠とされている。詳しくは書籍『ウニヒピリ』をご参照ください。


KR女史
KR女史



頭での分析は、クリーニングの妨げに



KR女史  すべてがクリーニングのため、という例としてお話ししますと、最近私は新しい家を建てたんですが、壁のペンキが決まらず、ヒューレン博士に相談したことがありました。「ペンキが決まらない」という体験から起きている「自分でペンキを決めなければ」、「自分で壁を塗らなければ」、という思いを手放すよう、自分の感情も、クリーニングするようアドバイスを受けました。それを手放したとたん、そこに塗られるべきペンキが、勝手に家を包んでいたんです(笑)。自分が何かをしなくても、自分が手放してしまいさえすれば、私や周りが自由になり、あるべきものがあるべき姿でそこにあるようになります。だから、塗られるべきペンキが、そこに塗られたんですね。ペンキを塗る、というテーマは、「私のクリーニングのため」だったわけです。私たちは、ほとんどの場合「自分でやる」ということを手放せないでいますよね。


―― なんとかしないと!といつも、あれこれ考えて、コントロールしてしまうんです。


KR女史  頭で分析して答えを出そうとしたり、行動したりすることは、何であれクリーニングの妨げになります。私はどんな体験をしていても、また体験する前に、クリーニングを忘れないよう心がけています。電話ひとつも、クリーニングしてから受話器を上げることを忘れないよう、電話に小さなメモを貼っています。「この電話に出る」という体験をクリーニングするのです。


―― 電話でお話ししながらクリーニングするのは難しいですね。


KR女史  電話にクリーニンググッズを置いてもいいですよね。ブルーソーラーウォーターを飲んだり、飲むイメージをするだけでもいいんです。実は、多くの人はクリーニングを頑張りすぎていて、ウニヒピリに負担を与えてしまっています。ブルーソーラーウォーターを飲むだけで、クリーニングになるよ、すごく楽にできるんだよ、ということをウニヒピリに教えてほしいのです。
 皆さんクリーニングが進めば、インスピレーションによって自分なりのクリーニングの方法が出てくると思います。これでなければならない、というものはなくて、それを使えばいいわけです。


―― 私自身は、「どうして目の前の人が神様に見えないんだろう?」という自分自身への問いかけと、『叡智のしずく』を少しでも読むことが、一番クリーニングになります。そのように、人それぞれでよいわけですね。
 次回では、期待を手放す、というテーマについて、伺いたいと思います。
(インタビュー:滝澤 朋子)


(2010年9月『元気な暮らし』掲載)



KR女史(Kamaile Rafaelovich)KR
SITHホ・オポノポノ代表。19歳からホ・オポノポノを実践、クリーニングを主体とした古代ハワイアンマッサージのスペシャリストであった故モーナ女史より直接教えを受けた数少ないボディワーカーの中の一人。




当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
『元気な暮らし』では毎月最新のインタビュー記事を掲載しております!

ご購読はこちらから ↓ グッズのご注文はこちらから ↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー(KR女史に訊く)の記事

Posted by THDstaff at 10:00 │KR女史に訊く