このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。



KR女史へのインタビュー(27)

2018年01月26日

「SITHホ・オポノポノ」の創始者、モーナ・ナラマク・シメオナ女史の一番弟子で、世界中でもっとも長くクリーニングをしていると言われるKR女史にお話を伺いました。


勝手に「パーフェクト」が起こる!その流れに乗ること


―― SITH ホ・オポノポノは、問題を解決する方法ということで、「思い通りにならない現実を希望通りに変えるために」クリーニングすると考えておられる方もいらっしゃいます。


KR女史 何のためにクリーニングをするかというと、「ものごとが本来あるべき状態に戻るため」なんです。問題に直面して思考や感情で溢れている状態や、知識で何とか対処しようとしているとき、イライラが前面に出ているなどの感情で苦しんでいるとき、クリーニングをすることで「ゼロ」の状態になりたいのです。
いつでも私たちの内側では、知識が延々としゃべり続けていたり、感情が溢れて騒いだり、思考が止まらなかったりしています。これは潜在意識の中で記憶が再生されている状態です。プレイボタンを押しっぱなしの状態から、ストップボタンを押して、テープを出してしまうのがクリーニングです。問題の真っただ中だけでなく、ものごとが起きる前にも実践できますよ。


―― そうすることで、起こるべきタイミングで「本来あるべき状態」になるということですね。


KR女史 「本来あるべき状態」がどんな現実で、何が「ベスト」なのか、私たちにはわかりようがありません。沸き上がる感情や思考、体験そのもの、期待や希望といったことまで、クリーニングの対象はあらゆるものです。内側で起こっていることをクリーニングすることで、自然な流れで「パーフェクト」が起こってくる。記憶が消えることによって解決に向かう。その波に乗りたいわけです。人生の流れに沿って生きているのか、外れて困難な道を行くか。クリーニングの流れに乗ることは本当に楽しいですよね。


KR女史
「クリーニングをすることで「ゼロ」の状態に」



どんな記憶につながっているのかはわかりようがない


KR女史 仕事で大量のメールを処理するときも、「ありがとうございます」から始めます。やるのとやらないのとでは大違いです(笑)。


―― 本当に、クリーニングをしなかった人生なんて、私自身も考えられないです!「ベストな状態」が立ち現れてくる、その流れに乗ることがポイントでしたね。


KR女史 重い不調だった方が「生存したいという願望」をクリーニングしたところ、「宇宙の中で、自分があるべき状態を、神性なる存在が決めてくれるんだとわかって、“お任せ”の状態になれた」とおっしゃっていました。病気に対する診断も、恐れも、情報も、他人の意見もすべて自分の記憶が見せていることなのですから、「私には、何が起きているのかわからない。問題の本当の原因はどこにあるのかわからない」というスタンスに立ち返って、心の変化に向けて毎瞬毎瞬クリーニングすることが大切です。


―― 自分自身がゼロになることによって変化するのですね。


KR女史 「ゼロになってひらめいた」と感じても、それが本当にインスピレーションなのか、やはり記憶から来ているのかはわかりませんね。以前、モーナも「3回クリーニングしてもインスピレーションだとして残ったのなら、それはインスピレーションとして受け取りなさい」と言っていました。立ち止まったり迷ったりしても、クリーニングし続けること、自分で自分の人生を選択していくことです。そうすることで、いづれウニヒピリが「パーフェクト」を実現してくれるのですから。


―― 重い不調に対する記憶をクリーニングして、まったく思いもよらなかった病院や方法に出合ったり導かれたりすることもありますよね。私の父がそうでした。でも、「治る」ことよりも、「肉体を離れて自由になる」ことがその方にとっての幸せだったのだと気づかされた経験もありました。何がベストなのかなんて、わかりようがないものですね。


KR女史 私たちはもともとひとつの「いのち」で、みんながつながっていて、すれ違っただけの人でも縁があるんです。自分の体験をクリーニングすることは、例えば同じ電車に乗っている人々も、電車そのものも、次の電車に乗る人々も、すべての存在から記憶が消去されるのですから、みんなに影響することです。
 何かに気づいたときは、それがどんなに小さなことだとしても氷山の一角。潜在意識がどんな記憶を出してくるかはわからないし、今日沸き起こった感情や後悔が何につながっているのかはわかりません。あるとき、あまり親しくない友人から電話があり、なぜか大喧嘩になってしまいました。私は怒りが収まらず、ずっとクリーニングをしていたんです。2週間後、その友人が自動車事故にあったのですが、幸いなことに無傷で済んだということもありました。


―― 不思議ですね。何を消去しているのかは、本当にわかりようがないものですね(苦笑)。(次回に続く)
(インタビュー:高木みのり)



(『元気な暮らし』2018年2月号掲載)



topics:カードの鋭い「ツッコミ」に絶句!


「これ、すっごく気になっているんだけど、お金がないのよねぇ」と言いながら、ショールームに置いてあった『クリーニングカード』を1枚引いたお客様がいらっしゃいました。すると、「問題はお金ではありません。運だとか病気でもありません。問題は、あなたの中にある記憶が光を遮ってしまっていること。」のメッセージが!絶妙で鋭いツッコミ(?)に驚きすぎて、居合わせた全員が絶句に…。私自身、「手放す」というカードを3回連続で引いてハッとしたことも。的確な気づきを与えてくれるカードです。
(スタッフみのり)




KR女史(Kamaile Rafaelovich)KR
SITHホ・オポノポノ代表。19歳からホ・オポノポノを実践、クリーニングを主体とした古代ハワイアンマッサージのスペシャリストであった故モーナ女史より直接教えを受けた数少ないボディワーカーの中の一人。





当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 15:00KR女史に訊く