このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


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ホ・オポノポノ体験談(1)

2017年11月24日

今回は、ホ・オポノポノの日本での普及に尽力された方々の一人、みのりさんにお話を伺いました。ホ・オポノポノを通じて「他人という気がしない」間柄になったスタッフとのインタビュー、本人のご希望により普段のくだけた感じをそのまま掲載させていただきます。


クリーニングは「やるかやらないか」



―― みのりさんは、「ホ・オポノポノ」が日本に紹介されるまでの重要なキーマンだったのにゆっくりと話を聞くのは初めてだね!



みのりさん 私より前からクリーニングしてくれていた人たちがいたから、扉はすでに開かれていたの。感謝しても、し尽せない人がいっぱいいるよ。


―― そもそも、みのりさんはどうしてヒューレン博士に会いにハワイまで行ったの?


みのりさん 政治を変えてみたかったの。その頃は、世界が戦争に突き進んでる感じがしたし、「なんかもう、やってらんないんです」って、博士に言ったんだ。

そしたら、「すべてはお前の責任だ」って(笑)。


―― そうなんだー。


みのりさん 「あ、あたしの責任なんですかー(汗)」「そのとおり」みたいな(笑)。で、「愛しています、愛しています…」(笑)

そしたら、大統領選で当選したのがオバマさん(インタビューは2010年3月に行われました)。ハワイ出身の人じゃない?みんながクリーニングしたんだなーって思った。


―― アメリカの大統領のことですら、私たち次第なんだよね、結局は。


みのりさん 人任せにしないことなんだよねー。当時の、ホ・オポノポノ本部の代表がね、「ヒューレン博士は特別じゃない。ただ、クリーニングを続けただけ。誰もが、あなたもクリーニングし続ければ“神聖なる存在”を体験できるのよ」って言葉をくれた。やる気にさせてもらったな。


―― 「し続ければ」。「毎瞬」、光を選び続けるだけなんだけど、ほんとに「やるかやらないかだよ」と、自分に言いたい(笑)。

みのりさんをはじめ、皆さんがそうしてクリーニングを続けてくれて、日本での講演を実現してくれたんだね。


みのりさん 思えば最初に「講演できないか」って声をかけてくれて、それからのお付き合いだね!


―― みのりさんは、最初にいろんなベースをクリーニングする係で、日本での運営の継続はSITH ホ・オポノポノ アジア事務局、トータルヘルスデザインは皆さんに広くお知らせする係、それぞれにお役割なんだね!(笑)。

最初の講演は大変だった?



みのりさん とある大学の研究所との共催で、会場もその大学にしようかと話してて、本部からもOKをもらったの。私もすでに決まっているように感じていたんだけど、いざ大学に頼んでみたらちょうど試験期間と重なっていて、返事は「ノー」だったの。


―― クリーニングが必要な何かがあったんだ。



みのりさん そう!だから大学側の返事を無視して(笑)、クリーニングをし続けてたのね。そしたら、カナダに住んでいるクリーニングの先輩から日本に来るって連絡が来たので、会って話してみると、「今回その大学の先生と会う事になっている」って言うの。「いろいろ不思議な展開でなぜか会うことになった」って。それで私が会場の事を話したら「そのクリーニングのためだ!」ってことになって。

さらにみんなでクリーニングを続けていたら、その先生が「なぜかこの件に関わっていると、共時的に不思議なことがたくさん起きて、これはやらなきゃいけないのでは、という気持ちにさせられる。僕が引き受けようと思います」って主任監督を引き受けてくれることになったの!


―― クリーニングされたんだね!でもよく大学でやらせてくれたね。


みのりさん そうなの!先生がいろいろアドバイスしてくれたということもあるんだけど、いまだに開催できた事が不思議。やったことといえばクリーニングだけ!


―― すべてクリーニングのプロセスだったんだね。


みのりさん 必要があってその場所でやったのかもね(笑)。他にも数えきれないシンクロニシティがあったもん。


―― クリーニングしていると、ほんとそういうの増えてくるよねー。「そっちにしか行けない」みたいに、勝手に導かれちゃう。

常識や考えを外して、逆らわずに流れるのが大事だよね。


みのりさん ほんと、そう思った出来事はあるよ!


インスピレーション


―― みのりさんは、「ホ・オポノポノ」の初期の翻訳に携わったんだよね。


みのりさん そうなの。ハワイでヒューレン博士に「Love」の日本語訳を聞かれたのが最初でね。じつは、ハワイへ行く直前にちょうど友だちとそのことを話していて、日本語の「愛」には、本来「Love」の持つ意味はなくて、悲哀とか、可哀想とかの「哀」だと聞いてたんだよね。

だから、「Love」の訳は今、探しているって答えたの。そしたら帰国後、翻訳の依頼が!「アイラブユー」を何と訳したらいいのか、すっごく悩んだんだよ!!

そのまま「愛してる」にしちゃうのは違う気がするし、周りからは 「当然“愛”でしょ」って言われるし…。

クリーニングし続けていたら、「大切」って言葉が出てきてね。「ほとんどないに等しい」、という意味が転じて「大切」、「掛け替えのない」って意味なの。

それで翻訳してハワイの本部に提出したら、「パーフェクトです」って。でも、そういわれた後も悩み続けたんだよ(笑)。


―― 大変だったでしょ、お察しします。


みのりさん 最初に翻訳を、と言われたときは、「私は翻訳家でもないし、日本語のスペシャリストでもないし、そんな責任どうやって果たすんだ~!」って、とにかくそれをずっとクリーニングしてたの。そしたら「カタカムナ」って浮かんで、調べたら日本の古代語の言葉だった。


―― “神聖なる存在”からの情報は、時空と常識を超えてるね!(笑)


みのりさん 出合った本に、「カタカムナの詩や古文を、一音一音分けて読むことで、日本語のセンスが身につく」って書いてあって、「これだ!」って、ひたすら音読したよ(笑)!

その後、さらに別の翻訳を頼まれたんだけど、終始、影響があった気がするな。私たちの話している言葉には、神聖なる存在が、真実を秘めてくれているのかもしれないって思った。


―― 日本語の一音一音が意味を持つ、カタカムナそのものだ!


みのりさん 後日談なんだけど、偶然藍染にご縁ができてね。その染めがあまりに美しくて、私の中で何かが溶けたの。藍って、クリーニングの色、ブルーでしょう。


―― そういえば、昔から「藍は、愛のアイ」だと言うね~。


みのりさん そうなんだよね。なんだかもう「Love」は「愛」でOKだと思います!って博士に伝えた(笑)。


―― クリーニングしてきた結果だね!!藍とのご縁は、クリーニングされたっていう象徴だったのかもね!


結果を手放すこと


―― 私、みのりさんは「ホ・オポノポノ」にお仕事として関わっていくのかと思ってた。


みのりさん 私もそうしたいと思ってたんだ。「私の天職は、今の仕事じゃなくてこれだ!」って(笑)。だけど、日本で最初のクラス開催に関わって、それが終わる直前に「これが最初で最後だろうな」ってふと思っちゃって。そうは思いたくないから、「そんなはずない」って否定したんだけど(笑)。そしたら、なんだかクリーニングが全部裏目に出はじめて、最後はトラブルメーカーみたいになっちゃってさ。


―― 軌道修正されたか…。


みのりさん そうなの。「もうこの仕事できません」って博士に報告したら、「あなたさえ、あなたの居るべき場所にいれば、すべてのものが居るべき場所に収まる」って。


―― そうか。でもそういうことだね。



みのりさん ホ・オポノポノ関連の仕事をやめた後、仕事で、自らの体にできたガンと闘うでもなく、追い出すでもなく、20年お付き合いし続けているっていう人と出会ったんだ。すごく学ばせてもらったんだけど、その後、父親のガンが発覚して。その人の深い話を父に伝えることができて、父は自分でなんとかしようって気になったんだよね。


―― 居るべきときに、居るべき場所に居られたんだね。


みのりさん ガンといえば、私、大切な友人をガンで亡くしたんだ。見つかったときはもう、かなり進行してしまってて、でも私は復活するって思い込んでたの。それで、彼女と一緒にひたすらクリーニングしたんだけど、してもしても、症状はどんどん悪くなっていくのね。

これは私の手に負えないと思って、本部に相談したら、「結果を手放しなさい」って言われて…。でも、その通りだよね。

彼女が亡くなった日、すぐにご家族から連絡があってね。それから一晩中号泣していたの。そのときとても神秘的なことがあった。頭なのか心なのかわからないけれど、彼女が「ごめんねぇ。私、痛いのだけはガマンできなくって。もうがんばれなかったのよぉ」って私に言っているのが伝わってきた。

それをお通夜でご家族にお伝えすると、「最期にそう言ってました。もうがんばれないって。だから母はみのりさんのところに本当に言いに行ったんだと思いますよ」って。

それからしばらくして、彼女が、風の中や空、大地、海と溶け込んで、すごく幸せそうにしている感覚が突然飛び込んできて。彼女が本心から望んでいたことが叶ったんだなって、そんな叶い方もあるんだなって、思ったの。
クリーニングの結果に訪れる問題解決は、自分勝手な期待を超えたところにあるんだよね。本当に、後々になってハッとする。


―― 私もね、「結果を出すこと」が目的になってしまって、ついつい、やり方が間違っているんじゃないかとか、回数が足りないんじゃないかとか、思っちゃってるときがあるんだ。「ただやるだけ」っていうのが、一番大事なことかもしれないね。


みのりさん そのときわからなくても、後からわかることもあるよね。「あ、このためのクリーニングだったんだ」とかね。いつも「通過点」だからね。


―― なんだか初心に帰った~。ありがとう!



(『元気な暮らし』2010年5・6月号掲載)



当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00レポート