このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


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KR女史へのインタビュー(29)

2018年06月29日

「SITHホ・オポノポノ」の創始者、モーナ・ナラマク・シメオナ女史の一番弟子で、世界中でもっとも長くクリーニングをしていると言われるKR女史にお話を伺いました。


「しなくてはいけない」はない!


―― KRさんは土地のクリーニングを大切にされていますね。お話を伺って、家や職場のクリーニングも必要かと思いました。そこにいる人たちの不満とかケンカとかを聞いて家も傷ついているんじゃないかと思ったんです。


KR女史 クリーニングには「こうでなければいけない」とか「しなくてはいけない」というのはありません。するかしないかは、常にその人の選択です。クリーニングが必要と思う気持ちをまずクリーニングできますね。


例えば、スーパーに買い物に行ってトマトの生産地をクリーニングする。そのことが会社を大きく変えるかもしれない。どの記憶がどの現象を生み出しているのか、私たちにはわからないのです。


クリーニングというのは、“神聖なる存在”に嘆願することです。「私はこんな記憶に縛られて、苦しんでいます。どうか正してください」と。家や職場に対しても同じです。家が苦しんでいるという思いがあるなら、それはあなたの中にある記憶です。


ですから、あなたの中にある感覚をクリーニングしていることになります。自分から記憶が消去されて、初めて家からも消去されていくんです。「土地をクリーニングしないとね」「先祖はね」などと決めつけてしまうと、そこでがんじがらめになってしまいます。「ねばならぬ」はありません。そう考えると、楽でしょう?


―― そうですね! 手放すというのは難しいですね。気づいたら「しなくてはいけない」など、執着しています。


KR女史 あなたにとって手放すというのはどういうことですか?手に持っているコップを手放せば、手からコップが落ちて割れますよね。では、執着や感情に囚われているときに手放すというのは、どんな形を想像できますか?


―― 印象としては、何か変わる感じです。例えばすごく腹が立っていたのが、そこから抜けたら急に感謝が湧き上がったり。ガラッと変わるような感じです。講師の方から「クリーニングしていたら、腹を立てていた人が別人のようになった」というお話も伺いました。


KR女史
あなたの中にある感覚をクリーニングしている


KR女史 いいですね。今日はぜひあなたのホ・オポノポノのご感想を聞かせてください。ホ・オポノポノはとてもシンプルです。難しく捉えないでいただきたいんですね。


―― クリーニングをしたらどうなった、という関連性はまだあまりわかりません。
ただ、初めてホ・オポノポノに出合ったとき、アートみたいな印象を受けました。ホ・オポノポノについての本を読んだところ、心に静けさが広がって、光が生まれるような感じがしたんです。絵や音楽、写真などの芸術作品にふれたときと同じような感じです。穏やかさが広がっていく感じが独特で印象的でした。ホ・オポノポノも理屈を考えず、ただ手軽に味わい楽しむというスタンスもいいのかなと思います。
アートというものはしがらみから一時期、自分を解き放てるものだと思っています。感動しているときは、自分の中のいろんな苦しさとか、怒りや恐怖、そうしたことがサーッとはらわれる。そして、仕切り直しができたり、心が癒されます。ホ・オポノポノもそうしたところを楽しんでいきたいです。


KR女史 美しい体験ですね。ホ・オポノポノは学ぶ分野ではなく、実践あるのみです。どこかにゴールがあって、そこにたどり着きたいのではなく、この瞬間この瞬間をクリーニングすることが重要なんです。今という瞬間をいかにクリーニングするかによって、未来がどうなるか、この瞬間がどう開いていくかが決まっていきます。


ホ・オポノポノの正式な名前は「セルフアイデンティティー スルー ホ・オポノポノ」。ホ・オポノポノを通して本当の自分を知る道です。ウニヒピリとウハネがつながる一本の道。問いかけ、感じるもの、すべてにクリーニングの機会がありますね。


―― シンプルに、ただ実践していきたいですね。今日は貴重なお話をありがとうございました!
(インタビュー:太田 陽子)




Topics

「今、ここ」の感覚が鋭敏に!
あるとき、岩盤浴に行ってまいりました。健康のためなのですが、実は私、岩盤浴とかサウナとか、熱いのが苦手です。気分は耐久レース…。
そこで、「熱いよ~、苦しいよ~」と思いながら、「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています」と言葉を心の中で唱えていきました。そうしたら、背中にグンと熱が入ってくるのを感じて、「あれ、気持ちいいかも!」と新しい感覚に! 岩盤浴から出た後ももちろんスッキリです♪ どんどん表面意識をはいで、「今、ここ」の感覚を鋭敏にしてくれる。そんなふうに感じました。言葉を唱えるのが面倒に感じるときは、『Ceeport ブルーボトル』でつくったブルーソーラーウォーターを飲むだけでも気持ちがスッと落ち着きます♪ぜひお試しください。
(スタッフ太田)


(『元気な暮らし』2018年7月号掲載)




KR女史(Kamaile Rafaelovich)KR
SITHホ・オポノポノ代表。19歳からホ・オポノポノを実践、クリーニングを主体とした古代ハワイアンマッサージのスペシャリストであった故モーナ女史より直接教えを受けた数少ないボディワーカーの中の一人。





当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00KR女史に訊く