このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ホ・オポノポノ電子書籍プレゼント

ヒューレン博士へのインタビュー(5)

2016年07月01日

☆今回は、「ホ・オポノポノ」実践の第一人者、イハレアカラ・ヒューレン博士をお迎えし、クリーニングについて伺いました。


「あなたが」あなたらしく存在すれば


―― 博士から以前「日本人は良い食品をつくる才能がある」とお聞きしていましたが、最近、顕著にそれが発揮されてきている気がします。インスピレーションによる食品が生まれ、農作物の気持ちを尊重する農業家の方々が増えました。また、日本古来の食文化「発酵食品」がメディアで取り上げられ、急速に注目が高まりました。微生物の活動は食品を有益なものに変えるだけでなく、放射性物質や家庭排水など河川・土壌の汚染原因をも分解してくれます。しかも微生物は、人の心の影響を受けて、いわばクリーニングされた人が扱わないと、機嫌を悪くしてしまうのです。


イハレアカラ・ヒューレン博士(以下、博士) あなたのクリーニングのおかげですね。経済にも大きく貢献するでしょう。何かをする時の動機の一番が、お金儲けではなく、「自分がそのことを愛している、その表現として」という姿勢であるかどうかが最も大切です。
「あなたは本当に素晴らしい人だ」ということを知っていますか?「あなたしか持っていない才能」というものがある。ほかの誰も持っていない才能です。「あなたが」クリーニングをして、「あなたが」あなたらしく存在して、自分の才能を表現していることによって、周りの人たちも彼ら自身の、それぞれが持っている才能を発揮できるようになるのです。


―― 皆さんに言えることだと思いますが、とにかく「私が」と思うことが大事ですね。「クリーニングしたらいいのに」と他人ごとにしたり、反応したりということがまだまだ多くて。


博士 わかりますとも。私も同じ、悩みも問題ももっていて、行ったり来たりしていますよ。問題は、どんな人にもあります。見えないところで、かくれて「コノヤロウ!」とやっているときもありますよ(笑)!


―― 私もやっています(笑)!  


「誰かが」クリーニングすれば


―― 大きな決断のときなど、どちらにすればいいか選べない、という状況があったときは、「迷い」そのものをクリーニングしていけばいいのでしょうか。


博士 そうです。たとえば「迷っている」という体験をクリーニングしたり、迷いの対象である相手やもの、事柄をクリーニングしたり。選べない理由は、もつれすぎてがんじがらめになっているからですね。クリーニングすることによってインスピレーションがおりてきて、「あ、知らないうちにこうしていた」というように、考える前に行動していた、ということが起きます。


―― 迷いとは違いますが、今回の取材は、けっこう前から経路をクリーニングしてきたのに、初めから電車に乗り遅れてしまいました。でも結果的にはかえっていい流れで移動できましたね。


博士 人はこういう風にしないといけない、と「思い込んでいる」時があります。それも記憶の再生ですね。クリーニングの面白いところは、「起きるべきことが起きる」ところです。迷っていても、話の中で誰かが言った小さなことが大きな答えになったり、すれ違った人が話していた内容に答えがあったり。また、誰かが決断してくれる場合もあります。それはあなたが決めるべきことではないのかもしれません。


―― そういえばあるスタッフから、アメリカが大好きなので旅行をしたい、でも飛行機が怖くて行く決断ができない、と相談されました。その間、何気なくほんの少しクリーニングをして、「自分で決められないなら、きっと外側からくるよ」と言っていたら、2日後に「外からきたー!」と、その子が駆け寄って来ました。話を聞くと、たまたま会った従妹が、「あなたはどうせ一人では何も決められないから」とその場で検索を始めて、日程も何もかも決めて、予約まで入れてしまったそうです。また、滞在先で会う友人の予定を勘違いしていたにも関わらず、すれ違うことなくぴったりはまったと、大変驚いていました。


博士 そんな風に、クリーニングを「誰かが」すれば、迷っている人は記憶に縛られることなく実行することになるのですよ。


―― その「誰か」が、常に自分だと思えないところをクリーニングします。「クリーニングは気負って一生懸命やらずとも、気軽にサラっといつでもやればいいのだなぁ」という体験でした。ありがとうございました。
(インタビュー:滝澤 朋子)


(2012年6月『元気な暮らし』掲載)

イハレアカラ・ヒューレン
1962年コロラド大学卒業後、ユタ大学を経て、1973年アイオワ大学で教育長・特殊教育ディレクターの博士号を取得して医科大学長、教育学部助教授に就任。1974年ハワイ大学助教授、1976年知的障害者ハワイ協会事務局長、1983年より1987年までハワイ州立病院精神科医スタッフ。現在The Foundation of I,Inc. Freedom of the cosmos名誉委員長。1983年から国連、ユネスコ、世界平和協議会などでセルフアイデンティティ・ホ・オポノポノに関する講演を行うほか、世界各地で普及活動に務めてきた。共著に『ハワイの秘法』(PHP研究所刊)がある。


当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
『元気な暮らし』では毎月最新のインタビュー記事を掲載しております!

ご購読はこちらから ↓ グッズのご注文はこちらから ↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー(ヒューレン博士に訊く)の記事