このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ホ・オポノポノ手帳2025

ジーンさんへのインタビュー(4)

2020年02月28日

今回は、「SITHホ・オポノポノ」を公私ともに実践されているジーン・ナカサトさんにお話を伺いました。


ヒザの痛みが発端で「できもの」が見つかる


―― 大阪で開催される「ヘルスクラス」で健康の問題にまつわるクリーニングを教えるために来日したジーンさんに、健康の問題とクリーニングについてお話を伺います。ジーンさんはこれまで、健康の問題が尽きなかったとのこと。今日お会いして、ひと回りくらいお痩せになっているのでビックリしました。


ジーン・ナカサトさん(以下、ジーンさん) 実は、体重を減らそうと思ったことは一度もないんです。ぽっちゃりでも機能していましたからね(笑)。でも結果的に「痩せた」のですが、そこにいたる長い長いお話をしましょう。
 30年以上もクリーニングしているので、「問題なんて全然起こらないでしょ?」とよく言われるのですが、あらゆる問題が起こることには、変わりないんです。私にとって、それが健康のことでした。「どうしてこれだけクリーニングをしているのに」と思う局面もありましたが、クリーニングを続けると、問題が起きたときの自分の反応や対応が変わっていきます。そのことで人生が自然とディヴィニティの流れに沿っていくんです。
 もともとの問題は、両ヒザにありました。痛みが酷くて、足を引きずって歩いていたほどです。最初に受診した医師が「スーパーまで歩けるようになるまで、再診に来ないでください!」と言うのでエクササイズを始めたら、今度は友人が「痛いヒザを酷使している場合じゃないでしょ!」と別の医師を紹介してくれたのです。するとレントゲンを確認してすぐに、「これまで診てきたなかで最も酷い状態だ。すぐに両ヒザの手術が必要で、もしあなたが僕の家族だったら強制的にでも手術を受けさせるよ」って。当時私は55歳で、「70代でするような手術だから、あなたが受けるには若すぎるけど、そんなこと言っていられない状態だ」と告げられました。
 さらに、手術前の検査で血圧やコレステロールが引っかかって、再検査でなんと「おなかに巨大なできものがある。すぐに転院して先にそっちを処置しないと年を越せないぞ!」ということになってしまったんです。10月のことでした。


―― ヒザで困っていたのに、おなかもだなんて…。手術の深刻度が、ヒザを上回るほど大きくなるまで気づかなかったんですか?


ジーンさん まったく。なんの兆候もありませんでしたから。でもとにかく「これを解決しないうちはヒザの手術ができないし、こんなに大きなものはほぼ悪性に間違いないから、一刻も早く摘出しないとダメだ」と言われて、1週間後に手術となりました。それを承諾して、とにかくクリーニングを続けたのですが、ひどいカゼをひいて延期になったんです。それでまたクリーニングをしながら、「準備はできた?」とウニヒピリに聞くと、「まだダメ!」。そうしてウニヒピリのケアをしながら当日を迎えたんです。
 するとね、手術後に医師が言うには、「あなたは強運の持ち主ですよ。35㎝もの大きさだったので確実に悪性だと思っていましたが良性のようです。通常はありえないですよ!」って(笑)。調べ直してもやっぱり良性だったそうです。

―― あまりの展開に言葉が出ません。大事に至らず何よりでしたね。


プルメリアの花飾りに乗せて


―― ウニヒピリのケア以外には、どんな風にクリーニングして手術に臨んだのですか?


ジーンさん ホ・オポノポノでは、どんなものにも意思が宿っているとして話しかけますね。私も「あなたは幸せ?」とできものに尋ねてみました。すると「幸せじゃない!」という返事が返ってきたんです。「取り出されちゃうんだから、幸せだなんて思えない!」と。そこで、「わかった。あなたが幸せを感じるまで、クリーニングするわ。私から取り出すことにはなるけれど、あなたを純粋な光に変換するからね」と伝えました。そのとき、お葬式のようにして送り出してあげたいと感じたんです。それが純粋な光に変換されるとき、プルメリアの花の首飾りに乗せてあげると、首飾りに乗って光に戻っていく様子が見えました。


―― できものが見つかったら、悪者で敵だとみなすのが普通ですが、愛に溢れていますよね。


ジーンさん たいていは、戦いますよね。でも戦ってしまったら、解決へと続く扉が目の前にあっても開かれず、その向こうにある光を浴びることができません。健康に重大な問題が起こると、パニックになってしまうのは誰にでもあること。でもそこで気をとり直して「現れてくれてありがとう」と伝えることが大切です。そしてそれを優しく扱ってあげる。今、できものとして出現したことの原因が、いつ始まったことなのかは誰にもわかりません。もしかしたら1000万年前とか、あるいはもっとずっと何光年も前に端を発しているのかもしれません。現象は、「そこに問題があるよ」と教えてくれているに過ぎないのですから。


―― はるか昔から続いてきたご先祖のクリーニングになるかもしれませんね。「どうして私だけがこんなことになってしまうの!」と悲観的にならずに済みそうです。


ジーンさん そういうことです。ホ・オポノポノでは「先祖代々に遡って」クリーニングをしますね。先祖代々は、地球上のことに留まらない。地球は銀河系で生まれています。宇宙の歴史にまで遡って、いのちは続いてきたのですから。


―― 地球も銀河系も、宇宙もすべてひっくるめて、すべてが発生した瞬間から現在にいたるまでをクリーニングに含めるのが、深淵ですよね。
(来月は両ヒザの話に続きます)
(インタビュー:高木 みのり)


(『元気な暮らし』2020年3月号掲載)




ジーン・ナカサトジーンさん


1982年に故モーナ女史と出会って以来、30年以上にわたりSITHホ・オポノポノを公私ともに実践。ハワイ州教育省の教育スペシャリストとしてハワイにおける教育施設の環境向上に務める。


当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く