このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


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ネロさんへのインタビュー(7)

2017年01月13日

ホ・オポノポノ講師としてクリーニングを実践されている、ネロ・チェッコンさんにお聞きしました。


自然とつながること


―― 最近、気に入った自然の美しい場所があって、よく出かけます。湧き水の落ちてくる音を聞いていると癒されるんです。


ネロ・チェッコンさん(以下、ネロさん) 日本の皆さんは、この現代社会においても自然とのつながりを大事にされていますね。岩や山、木を神様として祀っている、そのすばらしい感性に、いつも心を打たれるのです。
 私たちも自然の一部ですから、自然とつながっていなければ存在できません。古い文化の多くが、水、火、風、土、木などのエレメント(元素)を重視しているのは、これらがとても強い力をもっているからなんです。これらに触れることで、自分の中に滞っている記憶が、自然に流れます。クリーニングしているという認識はなかったかもしれませんが、それを感じませんでしたか?


―― 確かに、いつも自然の中にいくと、心もからだもラクになります。


ネロさん 自然の奏でる音を聞くことや、手で木や土、水に触れることで、クリーニングされるからなのです。本来、人はこれができたから、流れのままに、自然に生きることができました。
 しかし現代人は、人工的につくられた建物の中で、毎日、ほとんどの時間を過ごします。自然から遮断された状態で、正しい、正しくないという判断から流れを意識で止め、心の中に起きる声に耳を傾けることを忘れて暮らしている。だから、言葉や儀式などを使わなければクリーニングできなくなってしまったわけです。


―― オフィスに長時間居ると、外の空気が吸いたくなったり、水で手を洗いたくなったりしますが、ウニヒピリが苦しくなっているサインかもしれません。


ネロさん そうですね。たまに風に当たるなど、自然に触れることが、ウニヒピリとの関係を取り戻し、自分を自然な姿に戻してくれます。


自然とネロさん
自然に触れることでクリーニングされる


水のように流れていく


ネロさん 今回、東京に着いたら、飛ばされそうに風が強かったのですが、私には「この風が必要」だと感じたので、車には乗らずに歩きました。
 風はクリーニングのために生じています。それを避けたい、と感じたら、その反応をクリーニングしたいのですね。内なるバランスが崩れていると、私たちも自然のエレメントでできているにもかかわらず、自然に抵抗や反発を感じます。すると摩擦や問題が起きて、苦しみが生じるのです。自分も「この一部なのだ」と気づくことができれば、風が起きたら、風とともにいることができるのです。


―― 地球では、人が「災害」と呼ぶもののすべてが、大事な働きとして起きていると聞いています。


ネロさん ウニヒピリとつながっていれば、それらとともに生きるようになります。「災害」という現象もすべて、私たちの内側の投影で起きていて、気候も私たちのそのバランスの状態を見せてくれているだけなのです。
 ブルーソーラーウォーターをたくさん飲むようヒューレン博士がすすめているのは、この現代社会に「水」のエレメントが欠けているからです。
 水に触れることで、水の精、水の神様とつながり、水をたたえるすべての生命を、自分の仲間として感じられます。水に触れることで、大海、川、湖、世界に存在するすべての水につながれるのです。
 水は流れに沿って、決して逆らいませんよね。『叡智のしずく』(書籍)の「ディスティニー」に、その話が出てきます。
 海や川は、絶えることなく流れていますが、私たちも同様に、本来、流れている存在なのです。この流れを止めたり逆らったりすることから、人間の苦しみが始まるんですね。


―― 水は、止まると、腐るといいますね。


ネロさん そう、人も同じです。自然の流れや5つのエレメントから学ぶことはたくさんあります。『叡智のしずく』は、よく読むとその話についてばかり書かれているんです。この本はたった1行だけを読んでも、インスピレーションが与えられるようにつくられています。
 『秋冬春夏』も、私たちの人生を四季にあらわしています。これから何か始める人は春の章、停滞気味な人は冬の章など、そのときに感じるままに読んでみると、客観的に流れをつかむことができるでしょう。


―― 確かにこの2冊の本は、読むと一瞬で滞りが流れます。


ビジネスの波に乗る


―― ネロさんは以前、経済も生き物で、流れがあると教えてくださいましたね。


ネロさん そう、生きています。私たちは安定や、同じ状態にとどまるということを求めがちですが、それは自然に反しているんです。脳波にしても、安定したら「死」を意味するでしょう。潮の満ち引きが、人の生死に影響するように、私たちは「波」とともに生きています。すべては潮の満ち引きのように寄せては返し、流れている。
 ビジネスも同じです。根源となっている「見えない世界」「本当の原因」が整わなければ、それが投影されている「現象」に振り回されてしまうでしょう。外ではなくて、自分の内なる家族とつながることが、成功への一番の道のりです。
 私たちは目に見えるものばかりを変化させようと追いかけますが、実はウニヒピリという「目に見えない存在」ほど、私たちに影響しているものはないわけです。ビジネスという視点で見ても、美しい自然と再びつながるということは大変重要なプロセスだということですね。
 お金を稼ぐことは大変だと多くの人が思っていますが、それは真実ではありません。内なるバランスさえとれていれば、ストレスなしに楽にお金が勝手に流れる、その波に自然に乗れるのです!


―― ネロさん、すごく楽しそうですね(笑)。


ネロさん 楽しいことをするのがクリーニングです! ビジネスクラスでお伝えしているポイントは、「クリーニングは楽しいことなんだよ」、ということ。楽しいから続くし、楽しいから結果が出るんですよ。


―― なんだかワクワクしますね♪ 次回はそのあたりについて、ぜひ詳しくお聞きしたいと思います。ありがとうございました!
(インタビュー:滝澤 朋子)



(2015年6月『元気な暮らし』掲載)




ネロ・チェッコン (Nello Ceccon)ネロ・チェッコンさん
20年間エンジニアとして役職についていたが、辞職と同時にホ・オポノポノに出合う。2006年、アイルランドでヒューレン博士がトレーナーを務めるクラスに初参加。3年後、初のイタリアでクラスを開催、以来、コーディネーター・講師として活躍。夫、父親としての自分を常にクリーニングして生きている。



当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く