このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ネロさんへのインタビュー(2)

2016年09月23日

☆今回は、ホ・オポノポノ講師としてクリーニングを実践されている、ネロ・チェッコンさんにお聞きしました。


クリーニングをする機会


―― 今回は、ビジネスをテーマにクラスが行われたそうですね。


ネロさん 「仕事」は、とても大切な部分ですね。義務や役割などではなく、仕事を「自分が平安を持てる場所」だと思えて、さらには「自分にとってクリーニングすることそのものが仕事だ」と気づいていけると楽になるでしょう。
 クリーニングは、私たちが「平和」という状態で生きるために行うものですが、参加された方の中には、クリーニングを義務のように感じて、苦しくなっていたり、「藁にもすがる思いで来た」「もうこれしかない」と、頑張りすぎてしまうことがブロックとなって、自分を閉じ込めていたり、という状態も見受けられました。しかしそれもクリーニングしていくうち、「起きていることは、ただクリーニングをする機会なのだ」と捉えられるよう、シフトしたと感じられました。


―― 正直、ビジネスの中では驚くようなことが起きて、平和を保つことが大変に感じるシーンもありますよね。


ネロさん あなたのウニヒピリが、計算できない、驚くようなことを急に持ち出したりするなら、そこをクリーニングしてあげることができますね。「どうしてこんなことが起きちゃったの? ショックだったね、怖かったね、大丈夫? もうこんなことを急に起こさなくてもいいんだよ、今度からは前もって言ってね。でも見せてくれてありがとう…」と、お話することができます。


―― 恥ずかしながら、ここ最近、公私ともにいろんなトラブルが起きていることについて、クリーニングをしているつもりでいながら、「自分のウニヒピリが起こしている」とはまったく思いませんでした。振り返ると、食生活が荒れていたことに気づきました。記憶によるバランスの乱れが外に現れていたのですね。


ネロさん
様々なテーマでクラスを行う


外側を見て、内側に戻る


ネロさん そのように、「食が乱れる」ということが起きていたのだとしたら、内なるバランスの不調和に気づくための、外側の不調和だったのかもしれませんね。外側を見て、内側に戻ることができます。
 たとえば、誰かがイライラしているのを見た時、「あの人はなぜイライラしているのかな」というのが私たちの思考回路です。そうではなく「私はなぜ、あの人を見て、苛立っていると感じるのだろう」とクリーニングしていけばいいのです。そして、一番重要なのは、そこに「フックされない」ということです。ゼロの状態になることによって、あなた自身が整うことが最も重要なのです。


―― 確かに、自分の起こした失敗や、価値観に合わないことなど、「どうして」と、ずっと握り続けてしまうことがありますね。


ネロさん 起きている出来事を「ぶつかったもの」「問題」とするのではなく、「クリーニングによってただ通すもの」だと捉えていただきたいのです。「自分の内側を整えていく道具」としてクリーニングを使うことができれば、自分の価値観や誠実さから、戦ってしまっている部分も整理することができて、とても仕事に役立ちます。
 ホ・オポノポノは、外の何かではなく「自分を」敬うプロセスです。小さい自分が、大きい宇宙としての自分を敬うのです。仕事をしていく中で、「自分の霊的な誠実さや価値観」との葛藤が生まれ、多くの人が苦しみます。しかしその「自分の中に起こる葛藤」をクリーニングしていくことで、「本来の自分の姿」が見えてくるわけです。


―― 同じお話をお伝えしているはずなのに、すぐ忘れてしまって、いつも恥ずかしいです。


ネロさん 完璧じゃないですか(笑)。「ただクリーニングする」のではなく、完璧な御霊として創造された「自分の完璧さ」を、しっかり味わいながらクリーニングしてください。「美しい女性として与えられているいのち」、それもしっかり感じながら流していくことが重要です。


―― 誰もが自分の美しさや完璧さに気づけるよう「まずは自分から」クリーニングしていきます。 ありがとうございました。
(インタビュー:滝澤 朋子)


(2014年1月『元気な暮らし』掲載)




ネロ・チェッコン (Nello Ceccon)ネロ・チェッコンさん
20年間エンジニアとして役職についていたが、辞職と同時にホ・オポノポノに出合う。2006年、アイルランドでヒューレン博士がトレーナーを務めるクラスに初参加。3年後、初のイタリアでクラスを開催、以来、コーディネーター・講師として活躍。夫、父親としての自分を常にクリーニングして生きている。



当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 11:00 │講師の方々に訊く