このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


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ネロさんへのインタビュー(1)

2016年07月22日

☆今回は、ホ・オポノポノ講師としてクリーニングを実践されている、ネロ・チェッコンさんにお聞きしました。


クリーニングで、娘が数字を理解するように


―― はじめに、日本の印象を教えていただけますか。


ネロさん 私は日本を愛しています。日本の方々は自然を愛する心をお持ちですよね。クリーニングは自然にかえっていく作業ですから、それが日本でホ・オポノポノがこんなに人気であることの理由だと感じています。


―― ありがとうございます。ホ・オポノポノを、どうお考えですか?


ネロさん まず、「自分で続けるものである」ということ、「体験もそのプロセスもそれぞれに独自のものである」ということが、大事な点だと考えています。私が引き寄せられたのは、そのシンプルさです。人生が楽に生きられるのではないかと思いました。 
 背中と腰に数ヶ月も続く痛みを抱えてクラスを受けたのですが、初日ですっかり消えてしまって、本当にびっくりしました。あまりに変わったメソッドで、頭を使うタイプだった私の思考はかなり抵抗していましたが、肉体は受け入れたわけですね(笑)。


―― (笑)なるほど。過去に、クリーニングが難しいと感じられたことはありましたか?


ネロさん ええ、まさに今、大問題のど真ん中にいます(笑)。しかしもちろん、ホ・オポノポノに出合う前に比べれば、人生はとてもスムーズになりました。エンジニアを辞め、ホ・オポノポノをイタリアに広めながらその講師も務めることになり、生き方も人生も完全に変わりました。物事が成功していくとともに、手放していかなければならないこともいろいろ出てきますね。どう展開していくのかクリーニングしながら見ています。


―― どんなクリーニングを体験されていますか?


ネロさん 去年の話ですが、私には3人の子どもがいて、うち2人の娘は数学がとても苦手で、しょっちゅう助けを求めてきました。数学は私の専門なので助けることはできますが、勉強は楽しいのだと、探求の歓びに本人たちが気づくことがもっとも重要です。 
 「娘たちは数学が苦手だ」、という私の決めつけが、この問題を起こしていることを知っていたので、「私の記憶の中の何が、娘たちは数学が苦手だという経験をつくっているのか」、それをクリーニングしながら教えていきました。彼女たちは数字に対して理解を持つようになり、今年はとても数学が楽になったようです(笑)。


ネロさん
ネロ・チェッコンさん


ゼロから見れば人生は完璧で美しい


―― とても参考になるお話ですね。お子さんの成績を良くしたいという「期待」で苦しんでいる親御さんもいらっしゃるようです。


ネロさん ホ・オポノポノは問題解決のプロセスですから、もちろんどんな問題でもクリーニングできるのですが、「問題を解決すること」と「期待を持つこと」は、別のことなのです。私も親ですから、通信簿で悪い数字を見ることは望みませんが(笑)、期待を持ってしまうと、問題の解決方法が絞られてしまい、不自由さが生まれます。期待なしにクリーニングしていけば、世界は広がるわけです。 
 神聖なる存在が問題を消去してくれて、私たちはただそれを受け取るだけです。結果がどう現れるのかは、私たちが決めることではありません。


―― 私から見ると「よくないこと」に見えるときも、『クリーニングカード』を引くと、「あなたはどんなときも完璧です」というメッセージが出てくることがあります。


ネロさん 完璧さというのは確かに存在しているのですが、私たちにそれを見る力がないのですね。私自身、人生は美しいと思っています。とくに“ゼロ”の状態から見ると、より美しさを感じられますよね。
 自分がどう物事をみていくか、どう生きていくかがホ・オポノポノの基本だと思うのです。自分の記憶を通して生きると、現実は問題だらけです。でもゼロの状態から現実を見ると、平和と自由とバランスがあります。自分がどちらを選ぶかだけなのです。  
「問題だ」と、何であれ「判断している」ときは“ゼロ”ではありませんから、クリーニングの良い機会です。“ゼロ”の状態は、「自分で生きる」、「自分でやる」のではなく、「神聖なる存在が自分を動かしている、生かしている」という状態です。問題、怖れ、痛みを抱える生き方ではなく、インスピレーションで美しい人生を生きていきたいのですよね。


―― だから、クリーニングをするのですね。ありがとうございました。
(インタビュー:滝澤 朋子)


(2012年10月『元気な暮らし』掲載)





ネロ・チェッコン (Nello Ceccon)ネロ・チェッコンさん
20年間エンジニアとして役職についていたが、辞職と同時にホ・オポノポノに出合う。2006年、アイルランドでヒューレン博士がトレーナーを務めるクラスに初参加。3年後、初のイタリアでクラスを開催、以来、コーディネーター・講師として活躍。夫、父親としての自分を常にクリーニングして生きている。



当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く