このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ホ・オポノポノ電子書籍プレゼント

アイリーン・シュウォネックさんへのインタビュー(3)

2021年11月26日

今回は、イハレアカラ・ヒューレン博士の元でクリーニングを実践してこられた講師の一人、アイリーン・シュウォネックさんにお話を伺いました。



健康上の問題は、自分自身に愛を注ぐ必要があるということ


―― 今回アイリーンさんが講師をなさるのは、ヘルスクラスと伺っています。健康についてクリーニングをする場合にも基本は同じでしたね


アイリーン・シュウォネックさん(以下、アイリーンさん) 健康に関わるすべてのこと、なかでも健康を阻害するプログラムについて焦点を当てて扱います。どのような健康上の問題に直面していたとしても、それは自分の内側を奥底まで観るためのチャンスで、癒しが必要な何かがあるというサインとしてとらえます。つまり、問題が起きた時は、自分自身に愛を注ぐ必要があるということです。それは日常生活でもビジネスでも健康についてもすべて同じ、それが基本で、内省することは「私のなかで神聖なる存在との分離が起きている。完全なるいのちでないからこそ、不足しか見えず、恐怖を感じて愛を感じられずプログラムでがんじがらめになっている。外側を通じて、癒されていない部分があると気づくための出来事なのです。クリーニングをすることで、神聖なる存在とのつながりに戻りたいわけですね。


―― 愛の欠如が健康を阻害しているということですか?


アイリーンさん 愛が不足しているということと、神聖なる存在やインナーファミリー(ウハネ・アウマクア・ウニヒピリ)の分離を経験していると、不足ばかりが目に付くようになります。人の言動や現象が見せてくれることをクリーニングしていくと、神聖なる存在との繋がりと愛に戻ることができます。どんなときも自分の内側に立ち返って内省し、愛を注ぐための出来事だととらえるのです。


純粋無垢以外のことは、すべて記憶
「分離」をクリーニング


―― 何事も、神聖なる存在とのつながりと愛に戻るための出来事だととらえたら、心が楽になりますね。


アイリーンさん 私たちの日常には本来、可能性が開かれています。瞬間瞬間にクリーニングをして自分の中心に居られたら、外側のいかなることに対しても誰に対してもとらわれることがありません。神さまの視点で見れば、すべての存在が完璧に純粋無垢なので、それ以外のものを体験しているならば、それはウニヒピリの本質ではなく、記憶の再生でありプログラムなのだとわかりますね。クリーニングを続けていくうちに、自分のなかで確信が強くなっていきますよ。


―― 実は、誤解が生じて関係性が断ち切れる出来事が立て続けに数回続きまして、状況や人が変わるだけでパターンが共通していることに気づきました。言葉がかみ合わず外側に働きかけても意味がないこともわかったので、間違いなく記憶が再生されているのだとクリーニングするうち、「自分を犠牲にして差し出すこと」は愛ではないと気づいたのです。語弊があるかもしれませんが「いい人」になろうとしないという、これまでは選択肢になかった行動がインスパイアされました。アイリーンさんのおっしゃる「愛」というのも、一般的にイメージされているものとは定義が違うような、もっと深遠なもののように感じます。「神聖なる存在とつながっている状態」をもう少しご説明いただけますか?


アイリーンさん すべての人が経験している「分離」についてですよね。私自身も、外側に「意見が異なる」という分離を経験して、職場で誰ともコミュニケーションを取らず意見を求めない時期がありました。それが例えば職場の同僚であれ家族であれ、「彼ら」と「私」という認識で分離を感じているときには、「あなた自身と神聖なる存在が断ち切られていますよ」というサインとして、ただクリーニングをするという局面がありますよね。誰が正しくて間違っているのかを話し合う必要も、誤解を解くための会話や議論も必要ありません。クリーニングに沿って、繋がりを感じたときに愛と真実だけを表現していくことですね。
 それは、ウニヒピリを愛していないことが原因なのではなく、十分に愛を注いでつながっていて、愛は足りている。実は、「新たな分離」の存在を認識してクリーニングをする機会が与えられているのかもしれません。そんなときこそ自分自身の中心にいることが大切です。クリーニングを毎瞬毎瞬していると、神が人を見る目で見えてくる。そうすると、どんなことやどんな人に対しても惑わされないでいられます。


自分の中心で記憶から自由になると可能性が開かれていく


アイリーンさん 本来、誰もが無垢な魂を持っているので、そうでないものを体験しているということは、それこそが記憶の再生で、自分の中に何らかの記憶があるのだと気づくことができますよね。そこで私がしていることは、クラスでお伝えしている瞑想を1日3回行っています。瞑想自体がクリーニングツールなので、どんなときも自分の中心にいられるようになりますし、そのことを通して自分を記憶から自由にしていくことで、いかなる可能性も開かれていきますよね。
 またクリーニングが進んでマナ(源のエネルギー)が一層に注がれている人に対して、人々はどのように対処したらいいのかわからないために困惑してバランスが取れなくなり攻撃してしまうこともあります。ですから、彼らがどう反応しようと、あなたが平和でいたらいいわけです。



―― クリーニングを続けていけばいいとわかっていても、悲しみや落胆、期待の感情で辛くなるときはどうしたらいいですか?


アイリーンさん 二次感情がありますよね。傷ついて悲しみが残っているのは、彼らを愛していたからこその感情です。でもその感情を分析したりジャッジしたり「なぜこのようなことをするのだろう?」と外側に向かって問い続けるのではなくて、すべて手放して神聖なる存在の手に委ねるだけでいいのです。瞬間ごとにこれというクリーニングツールを使っていくことも助けになりますし、変化を感じられると思います。内なる平和を取り戻すことができますよ。


(次回に続く)


(インタビュー:高木みのり)
(『元気な暮らし』2021年12月号掲載)




アイリーン・シュウォネックさんアイリーン・シュウォネック


ドイツ出身。2009年よりイハレアカラ・ヒューレン博士の元、SITHホ・オポノポノを実践。ミュニック(ミュンヘン)の民放テレビ局の教育チャンネルにて長年プロデューサーを務め、同時に作家、ロミロミセラピストとしても活動している。





当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
『元気な暮らし』では毎月最新のインタビュー記事を掲載しております!

ご購読はこちらから ↓ グッズのご注文はこちらから ↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー(講師の方々に訊く)の記事

Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く