このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ホ・オポノポノ手帳2025

デボラ・ハレイワ・マンギスさんへのインタビュー

2019年06月28日

今回は、クリーニングを30年以上実践され、2012年から講師になられたデボラ・ハレイワ・マンギスさんにお話をお伺いしました。


悩むのではなく、クリーニング!


―― すでに30年以上クリーニングをされているのですね。1980年代ではホ・オポノポノはまだあまり知られていないメソッドだったと思いますが、どのようにして知ったのでしょうか?


デボラ・ハレイワ・マンギスさん(以下、デボラさん) 悩み事を抱えていたんです。当時、男性と交際をしても3ヵ月で関係が終わってしまうことが続いていました。これはどうしてだろうと不思議でならず、自問自答を繰り返していたんです。そうしたら、あるときに本屋さんに行ったときに、頭の上にポンと本が落ちてきて!その本が「潜在意識がどれだけ人生に影響を与えているか」についてお話されている先生の本だったんです。それで、ハワイにその先生のセミナーを受けに行ったところ、ホ・オポノポノを紹介されました。でも、当時住んでいたコロラドではクラスを開催していなかったので、コーディネーターの方に相談し、コロラドでクラスを実現させたんです。


―― すごい実行力ですね! ホ・オポノポノにはどのような印象を受けましたか?


デボラさん 関わる方々がとても親切で穏やかだったのが印象的でした。2日間のクラスも平和な空気に包まれていました。それ以来さまざまなことに変化が感じられるので、自然とクリーニングを続けてこられたんです。ホ・オポノポノを実践するようになって、守られているような感覚が深まり、深い愛と平和を感じるようになりました。自分の人生の道を開いていくというより、開かれていく感覚です。自分にとって必要なものが目の前に現れてくるという安心感を持つようになれました。

日常生活の中ではストレスもありますが、クリーニングという方法があると穏やかな気持ちになれるのです。頭で考えてストレスに向き合うのではなく、ただクリーニングする。すると、ストレスの質が変わってきます。問題が起きたときに、悩むのではなく「クリーニングする」に変わるんです。からだに対するストレスも変わっていきました。


―― 悩んでいたことも変化がありましたか?


デボラさん 最初の主人と出会うことができました。そして転勤になり、コロラドからノースキャロライナに引っ越したんです。アメリカ合衆国の環境保護庁で南極のガスや石油を調査する仕事をしていました。私自身は森や自然環境の勉強をしたかったのですが、主人がノースキャロライナに行くというので、一緒に行ってその仕事をすることになったんです。ですが、引っ越した後、数ヶ月で主人と別れることになりました。

家族も友人もコロラドにいたので「帰りたい」と思いましたが、残ることに決めました。神聖なる存在から「あなたのいる場所はここよ」といわれたように感じたんです。そして「あなたが世界のどこに逃げようとも、今あなたが感じていることは、ずっとあなたの中にあるのよ」と。「早く逃げたい」とか「こんなところにいたくない」「不公平だ」という思いが湧き上がりましたが、そうした思いはすべて自分の内側にあるのだといわれたようでした。それなら、ここに残ってクリーニングしようと思ったんです。


―― クリーニングからのインスピレーションに沿って、決断されたんですね。ノースキャロライナでの生活はいかがでしたか。


デボラさん 仕事は待遇がとてもよく、神聖なる存在から愛されているといつも感じることができました。「こんなところは嫌だ」という思いも私の中にある記憶なんです。けれども、今いる場所でクリーニングすればいいと思いました。ネガティブな思いを感じるのは、目の前に見えている外側のことが原因ではありません。すべては、自分の中にあるものを見せてくれている機会なんですよね。人生はそんなに楽なものではありませんが、クリーニングをしていると落ち着くことができました。


義理の子どもたちとも大の仲良し!


―― クリーニングされるようになってどのような暮らしになったか教えてください。


デボラさん いつもお花や鳥たちの姿を見て「うわぁ」と感動します(笑)。お花がとっても綺麗なので「ありがとう」と言っていると、鳥が来て「チュチュチュ」とあいさつしてくれたり。そうしたささやかなことに感動できる心が養われたように感じます。

自分の人生を振り返っても、本当に豊かに過ごしてきたと思います。主人と旅行をしたり、子どもたちが成長して、それぞれの才能を発揮していったり。絵の教室に通い始めて、美しい山や木を見て心から感動しています。

私は7年前に再婚して、それぞれの主人に連れ子がいたので、血がつながっていない子どもが10人、孫が18人いるんです。義理の子どもというと関係が難しくなることもありますが、常にクリーニングをして「この子たちは完璧」という視点で関わってきました。「この人はこういう人」だとか「あれが足りない」などの判断をクリーニングして、お互いに自由な気持ちを持って接するのです。

今でも前の主人の子どもから「お母さん」と連絡をもらいますし、会うと「きゃーっ」と抱きついてきます。前の主人は再婚しているのですが、再婚相手と一緒に私の家にクリスマスディナーに来ることもあります。子どもたちも結婚相手と自分の子どもたちを連れて来たりして、大賑わいです!子どもたちが来ることもあれば、私たちを呼んで食事をするということもあります。そうしたことが、クリーニングをして受けることのできた祝福だと思っています。


―― とても素敵な関わりですね。


デボラさん 前の主人の孫の高校の卒業式に行くと、家族全員に会います。そうしたときも一つの家族という雰囲気です。クリーニングがなかったら、こうならなかったと思います。クリーニングは怒りや不満を手放させてくれます。もしクリーニングがなかったら、相手を責めたり、判断したり、湧き上がる様々な不満に翻弄されていたと思います。でも、クリーニングしていると本来の愛である自分に戻れます。愛の中で行動することができるんです。


―― どのようにクリーニングされているのでしょうか。


デボラさん 朝、目が覚めたらウニヒピリに話しかけます。それからブルーソーラーウォーターでコーヒーをつくったり「ありがとう」や「愛しています」を3回言ったり。そのときにフッと使いたいなと思うツールを使います。問題がドラマチックにならずに解決することもあり、クリーニングはなんて強力なんだろうと思います。予想していなかった道が開くこともありますよ。意識で気づける部分はごくわずかですが、何か問題が起こらずにすむということもあるので、ありがたいです。


―― 前もってクリーニングすることで、意識に上る前のものまでクリーニングできるというのは、すごいことですね。本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
(インタビュー:太田陽子)



(『元気な暮らし』2019年7月号掲載)



デボラ・ハレイワ・マンギスさんデボラさん


生態学で博士号を取得、近年までアメリカ合衆国環境保護庁やアメリカ合衆国国立公園局にて学者として、マネージャーとして従事。1980年代後半に初めてホ・オポノポノのクラスに参加し、コーディネーターを経て2012年から講師に。公私ともにクリーニングの恩恵を実感している。


当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く