このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


ホ・オポノポノ手帳2025

キャロラインさんへのインタビュー

2018年03月30日

ハワイの問題解決法「ホ・オポノポノ」を実践されている方にお話を伺うコーナーです。今回はモーナ女史から直接指導を受けた数少ない講師の一人、キャロライン・カワイアヌエヌエ・セイヤーズさんのインタビューをお届けします。


思いもよらないことの連続!


―― はじめまして。キャロラインさんがホ・オポノポノに出合われたきっかけを教えていただけますか?


キャロラインさん 1984年にアメリカに来たばかりのホ・オポノポノのクラスに参加しました。今はクラスのスタッフとして働いている友人からの勧めです。当時、心の平和を求めてあらゆるセミナーに参加していましたが、そのクラスの内容を聞いたときに、不思議なほど惹きつけられたんです。


出合ったそのときから今に至るまで、毎瞬毎瞬クリーニングを続けています。私が求めていた平和は、すでに私の中にあったものだということに気づくことができました。


―― 心の内にある平和を見出すことができたんですね。


キャロラインさん ホ・オポノポノは苦しみを生む“記憶”を消していくプロセスです。決して、期待したような方法を学んだわけではありませんでした。


ホ・オポノポノを通して学んだのは、人生に起こる問題や苦しみは繰り返される記憶の再生であり、“神聖なる存在”に記憶を消すことを願うことで、自由や平和を見つける機会になるということです。


問題が起きたとき、私には問題と闘い続けるか、無視をするか、責任を取るか、3つの選択肢があります。クリーニングは責任をとるチャンスなんです。ツールは4つの言葉(「愛しています、ありがとう、ごめんなさい、許してください」)でも何でも、お好きなものでかまいません。ツールを使って問題の原因となっている深い部分の記憶を消していく。問題に抵抗するのではなく、包み込みながらクリーニングしていくことで、周囲の状況が整っていきました。


―― どのような変化があったかお聞かせいただけますか。


キャロラインさん 私の中には常に漠然とした恐怖があったんです。それが、気づかないくらい自然に消えていきました。それから主人と出会って、二人の息子に恵まれました。人生が開いていったんです。


仕事では、普通の会社で事務職をしていたのですが、上司が学校の理事を兼任されていて、「一緒に来てくれないか」とお誘いを受けて、大学で働くようになりました。この13年間、資金を調達する仕事をしていたので、「お金」についてクリーニングしていましたが、びっくりすることの連続でした。


人から寄付してもらうお金をクリーニングするには、自分自身が使うお金もクリーニングします。その中で、「お金」というのも一つのアイデンティティーであることに気づいていきました。


企業に対して依頼するときには、担当の方や会社、お金についてクリーニングしていました。するとある日、寄付をしてくださる方から昼食に誘われ、そこで「5万ドル寄付するわ」と言っていただいたんです。思いもよらないことでした。また、あるときに5千ドルの寄付を目標にしていたのですが、今まで寄付してくださった方たちの名前をクリーニングしていたら、お休みをいただいている間に二組の親が5万ドルずつ寄付をしてくれて、なんと10万ドルの寄付が集まっていたこともありました。


その人たちに出会う前にクリーニングするとか、関係性、対面しているときに湧き起こる感情をクリーニングしていただけですが、思いもよらないことが次々と起こります。“神聖なる存在”からの祝福としか思えません。


クリーニングできないことはない!


―― クリーニングをする上で、大切にされていることを教えてください。


キャロラインさん 結果を期待してクリーニングすることはできない、ということです。クリーニングは自由になるために行うものです。


私も初めは願いがあったので「なんだ、うまくいかないじゃない」と思っていました。クラスでモーナが話してくれたのは、手を目の前に置いて「人生で起こる問題は、すべてあなたの内側にある記憶の再生です。外の世界には、何一つありません」ということでした。私の中に緊張や苛立ちが湧いてきたときに、手を目の前に置いて「外ではない」と言い聞かせながらクリーニングをし続けています。すると、深い潜在意識の中にある、問題の背後にある記憶にたどり着くことができます。


―― そのために、あらゆる名前や湧き起こる感情をクリーニングされるんですね。


キャロラインさん 例えばお金に対する概念、お金に対する認識、仕事での役割、そこから湧き上がる感情についてです。クリーニングできないことはありません。


私は出張が多いのですが、出張先や交通手段、打ち合わせをする担当の方を前もってクリーニングします。そうすると、実際に会うときに、お互いが自由でいられ、話がスムーズに進みます。打ち合わせ中もクリーニングを続け、終わってからも湧き上がる思いをクリーニングします。


―― クリーニングをされていて特に嬉しかった出来事がありましたら、教えてください。


キャロラインさん うーん。「今を生きること」に意識を置いているので、すぐには思いつきません(笑)。でも、あえて言わせていただくと、“感謝”の気持ちが何よりの喜びです。クリーニングをすること、そして皆様にご紹介できることに対して深く感謝しています。出合って以来、クリーニングすることは私の生き方であり、家族の生活の一部になっています。ハワイから、アメリカ、そして今や世界中にSITHホ・オポノポノは広がっています。この広がりに対して、心から感謝しています。


―― “あらゆる存在が本当の自分へと戻る道”として1980年ごろからモーナさんがご提供されているとのことですが、今では来日される講師の皆様のおかげで、日本でも多くの方が実践されています。実際に「心が軽くなった」などの喜びのお声をたくさんお聞きします。素晴らしいツールをご紹介いただき、深く感謝します!本日も貴重なお話ありがとうございました。
(インタビュー:太田 陽子)



(『元気な暮らし』2018年4月号掲載)




キャロライン・カワイアヌエヌエ・セイヤーズキャロラインさん
1984年に故モーナ女史のクラスでホ・オポノポノに出合い、それ以来クラスに参加し続ける。教育学の博士号を持ち、教育に関わる会議などでビジネスプロセスとして実践。本来のプロジェクト目的を素早く実現させる体験をし、クラスの中で講師として教え続けている。





当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く