モミラニ女史へのインタビュー(1)
☆今回は、ホ・オポノポノ講師としてクリーニングを続けられている、モミラニ・ラムストラム女史にお聞きしました。
内側にある「すべてを生み出す場所」
―― 先月のインタビューで腑に落ちたところがあり、ウニヒピリとの対話が増えました。自分の中に長年あった深い寂しさのようなものが薄れて、本当に外側に「誰かや何か」を必要としなくなって驚いています。
モミラニ女史 私も同じ体験をしています。すべてのカギは、「自分の内なる関係」なのですよね。自分と他の人との関係だけではなく、宇宙全体が、「自分の内側の在り方」を源として生まれています。
ウニヒピリは内なる流れの大元ですから、ここと繋がりがないと何も生まれません。何をするにも、内側でウニヒピリと繋がることによって、自然に流れが導かれます。その流れは、本来の「豊かさ」と繋がっているのです。
あなたが外側のもので埋めたいと感じる、たとえば「認められたい」「愛されたい」などの想いは、ウニヒピリがあなたに要求している想いです。それを埋めてあげることで内側に完全な繋がりが生まれ、宇宙の流れをつくります。外にではなく、「内側」に、「すべてを生み出す場所」があるのです。
―― 確かに、関係が保たれているときは、とても穏やかですね。
モミラニ女史 私も現実の中で何かが滞ったときは、必ずその関係に戻ってみるのです。ウニヒピリが私に求めているものを見てみます。その必要な部分と関わることで、現実の壁が消えていきます。
2歳の子どもと関わるように
―― 先日、会議が長引いて、ウニヒピリにすごく疲れたね、家に帰ったら何をしたい? と聞いてみたりしたのですが。そんな関わりでよいのでしょうか。
モミラニ女史 完璧ですよ。私もウニヒピリが「しんどい」ということをするときには、何をしたい? 何か食べたいものはある? と取引きしています(笑)。私のウニヒピリは踊ったり遊んだりすることが大好きなので、遊びながら作業をしたり。
―― まさに子どもと関わる感じですね。
モミラニ女史 そうなんです。2歳の子どもを想像してみてください。理屈に合わない感情を出したり、要求してきたり、ダメっていう言葉を絶対に受けつけなかったり(笑)。ウニヒピリも小さな子どもも、どんな表現をしていたとしても、最終的にはあなたの「愛」がほしいだけなんです。
今回、日本へのフライトは11時間かかったのですが、その間、あるお母さんが小さな子どもとずっと遊んだり、手を繋いで歩いたりしていました。泣いたり暴れたりすると、抱っこしたり食べ物を与えたり。そんな風に「関わる」のだと、改めて勉強になりました。何か「抵抗」が生まれたときには、ウニヒピリと関わりたいのです。クリーニング一緒にしようよ、とか、してくれる?とか。
―― ウニヒピリと話すことで、クリーニングできるのですか。
モミラニ女史 もちろんです。生活の中で、等しくないこと、不本意な出来事など、いろいろな場面があると思いますが、その中でウニヒピリとあなたとがどう関わっているのか、ということが、すべて外に現れます。私たちはウニヒピリと関わることで、「ありがとう」や「愛している」を、より多く言うようになりますよね。そのことで、神聖なる存在と確実な関係が持てるのです。
―― 問題を感じたら、即ウニヒピリと話をしてみようと思います。ありがとうございました。
(インタビュー:滝澤 朋子)
(2012年12月『元気な暮らし』掲載)
Wave Media LLC最高経営責任者。音楽教材の著者でもあり、サンディエゴ・メサ・カレッジの音楽科主任教授として音楽論、聴覚発達教育家の中で日々教鞭を取る。1983 年、ハワイにて「SITHホ・オポノポノ」を初めて学んだ後、創始者の故モーナ女史の元でスタッフとなり、1985年よりマスタートレーナー・ヒューレン博士の元で50以上のクラスを担当。29年間で500を超えるクラスでトレーナーとして活動している。
当記事に関して
※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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