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ジーンさんと吉川さんの対談(2)

2023年10月19日

前回に引き続き、SITHホ・オポノポノ講師のジーン・ナカサトさんと、伊勢神宮の吉川竜実先生の貴重な対談をご紹介いたします。


(前回の続き)

神聖なる存在、神々のリズムで生きる


ジーン・ナカサトさん(以下、ジーンさん) 神聖なる存在が宿る器としての“内なる教会や社”を大切にするという意味で、モーナさんがいつも言っていたのは、「全ての存在には“神聖なるリズム”がある。でも、そのリズムから外れてしまった時におかしなことになる」ということなんです。


吉川竜実先生(以下、吉川先生) リズムから外れて不調和を起こしている状態を、日本人は罪とか穢れ(けがれ)と呼んできました。リズムを正してくれるのがホ・オポノポノであり、神道では禊ぎ(みそぎ)とか祓え(はらえ)に当たります。それぞれの民族に伝わる手法や表現方法は違っても、やはり同じものだと思わざるを得ませんよね。


編集部(編) 日本では水を使った禊による浄化や、祓詞(はらえことば)があるように、SITHホ・オポノポノではブルーソーラーウォーターや、4つの言葉、12ステップを用いるといった具合ですね。


ジーンさん 手法や表現が少しずつ違っても、やはり本質は同じなんですよね。


吉川先生 本来はクリーニング・祓い清め・自己を内省するだけで充分なのですが、それでも力不足で、もっと浄化を強めるエネルギーが必要な場合には、神々のお力や聖地のパワー、先祖たちの後押しに対して「よかったら助けてください!」とお願いして、不調和のリズムを正常(=清浄)なリズムに正すということ。聖地には不調和を正して本来のリズムに戻してくれる、つまりチューニングしてくれる自然のシステムが備わっているのですから。


ジーンさん 本当にそうですね。伊勢の森に存在しているさまざまな木々や生き物、それぞれの姿がくっきりとしていて、おのおのが本来あるべきアイデンティティを真っ直ぐに生き、交響楽団のように仲良く共存しているのを感じます。


 ハワイにも自然にチューニングできる聖域はあるのですか?


ジーンさん ハワイの島々そのものが「サークル・オブ・ライト(光の環)」で守護されているので、たとえ飛行機でも船でもその境界線を越えて環の中に入った瞬間に、空間の波動が変わってハワイのリズムに入ってくることを感じられると思います。だからただハワイを歩けばいいんですよ(笑)。
 先生もぜひハワイにいらしてください。そして今、先生だけが個人的に使うことのできる守護ツールを感じられたのでお伝えします。このツールはいつも神聖なる存在の許可を得てから使ってくださいね。


吉川先生 ありがとうございます!早速使います。障害は少ない方がいいですから(笑)!私はいつもお守りに真珠を持ち歩いており、実は真珠が大好きなんです。それから趣味の居合道で使っている私の愛刀、守り刀をお見せさせて戴きます。


ジーンさん まぁ!ディヴィニティ・ソードですね!本当に。上に向かってエネルギーが上昇しているのを感じます。先生を守護している刀なのですね!


守護刀

「ジーンさんにお持ちいただいて刀が喜んでいますね!」(吉川先生)



伊勢の森も地球全体の森界もジーンさんと繋がった


吉川先生 ちなみに私のウニヒピリは龍なんです。


 吉川先生のお名前も竜ですよね。


ジーンさん それで思い出しましたが、モーナさんが伝えた龍に関するお話があります。龍は最初に地球にいた存在で、海を司っている生き物ですが、もともとは神聖なる存在の空気だけで生きる生き物(息吹の存在、ブレッフェリアン)なんです。そしてその龍の子孫が地球にはまだ生き残っていると。先生は空気を食べる存在から出でた方なので、神聖なる存在の息吹の下でしか本来生きることができない方なのですよ。


吉川先生 だからディヴィニティ、神々の僕(しもべ)なんですね。でも今はご飯を食べないと生きられませんよ(笑)。


ジーンさん (笑)。先ほど先生とモーナさん、そしてハワイ島のキラウェア火山の女神ペレには深い繋がりがあるとお伝えしましたけれど、この先生のお部屋にある岩を見ていて改めて感じたことをお伝えしたいと思います。この岩がどこから来た岩なのかはわかりませんけれども、今ここに存在している意味はやはり、先生とペレとのご縁を示しているんです。ひょっとしたら先生はペレに仕えていたのかもしれませんね。この岩は何ですか?


ペレ

ジーンさんが「ペレとのご縁」を感じた盆石と、「富嶽三十六景」の2作品「武州玉川」「諸人登山」。ハワイに伝わる火山の女神ペレと、火山である富士山のご祭神コノハナサクヤヒメに深遠な重なりを感じました。(編集部)


吉川先生 これは石を愛でる盆石(ぼんせき)というもので、ちょうど盆石と一緒に飾っているのが、富士山をテーマにした北斎の「富嶽三十六景」の2つの作品なのです。火山である富士山の御祭神はコノハナサクヤヒメですから、おそらくペレとイコールなのかもしれませんね。
 ところで今朝、「神宮の森を感じられるものをジーンさんにお渡ししなさい」という直感を受け取ったので、神宮の森の間伐材の杉でできたプレートをプレゼントさせてください。


ジーンさん わぉ!このプレートからいつでもこの神宮の森を感じて繋がることができますね。
 そして地球全体のすべての森界に繋がることができると感じます。何か森の世界に問題が起きたり、森で何かが必要だったりしたときに、これを触っているだけで森とつながることができるので、それを自分のこととして直接つながってクリーニングができますね!私はいつも誰かのクリーニングをするときには神聖なる存在に許可を求めます。森のことをクリーニングするときも、勝手に「クリーニングしてあげるんだ」ではなくて、「私は今こういうことを感じます。クリーニングさせていただいていいですか?」という謙虚な姿勢を忘れずにしているんです。素敵なプレゼントを本当にありがとうございます。


吉川先生 こちらこそ伊勢の地までお越しくださり誠にありがとうございました。


 対談そのものが神聖なる存在のリズムと息吹のように爽やかで突き抜けているのを感じました。大変貴重な機会をいただきありがとうございました。


大笑い

小さな石の立てる音、五十鈴川で魚を捕る鵜、包み込むような木々、突然パラつく雨までが、まるでお二人の対話に参加しているかのように呼応していました(お二方と編集部)



(文責:高木 みのり)

(『元気な暮らし』2023年11月号掲載)




ジーンさんと吉川先生


吉川竜実先生(右)
神宮参事・博士(文学)。皇學館大学大学院博士前期課程修了後、平成元年より伊勢神宮に奉職。即位礼及び大嘗祭後の天皇(現上皇)陛下神宮御親謁の儀(平成2年)、第61回式年遷宮(平成5年)、第62回式年遷宮(平成25年)、御退位につき天皇(現上皇)陛下神宮御親謁の儀(平成31年)、即位礼及び大嘗祭後の天皇(今上)陛下神宮御親謁の儀(令和元年)に奉仕。平成11年第1回・平成28年第3回神宮大宮司学術奨励賞、平成29年神道文化賞受賞。

ジーン・ナカサトさん(左)
オアン島在住。1982年、マウイ島でモーナと出会い、40年以上に渡りSITH ホ・オポノポノを公私ともに実践している。2007年から現在までマウイを中心にSITH講師として活動。ハワイ州教育省の教育スペシャリストとしてハワイにおける教育施設の環境向上に務める。クラスの中では自身の生活の他に職場でのクリーニングに関してもシェアをしている。



当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │レポート