このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


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モミラニ女史へのインタビュー(7)

2018年10月26日

ホ・オポノポノ講師としてクリーニングをされているモミラニ・ラムストラム女史に、お話をお聞きしました。


すべてはクリーニングの機会!


―― はじめまして!今回は「ヘルスクラス」という日本で初めて健康をテーマにしたクラスの開催でしたね。ちょうど今日は体調を崩して熱を出してしまいました(苦笑)。健康は多くの方にとって大切なテーマですよね。


モミラニ女史 健康を得るには、自分の内なる世界にバランスが必要なのです。霊的、精神的、肉体的にバランスをとることが必要です。クリーニングをすることで、内なる自分がつながり、神聖なる存在からインスピレーションが流れます。ホ・オポノポノは自分の内側を見つめなくてはいけません。自分が今何を感じているかに気づく。そこから始まります。

あなたに熱がある状態で私の目の前にいることも、偶然ではありません。人とこの世で出会うのは、何かのつながりがあるからです。クリーニングの機会をありがとうございます。あなたが体調不良だということを聞くことも、私に何かのつながりがあるのです。ですから、そうと聞いて湧き上がる感情をクリーニングします。「私の中のどの記憶が、目の前の方が具合が悪いことに関係しているのだろう」と。


―― すべてはクリーニングの機会なのですね。


モミラニ女史 クラスではご本人に限らず、ご家族の方が大変な状態であるというご相談もありました。生に対する執着や、死への恐れ、判断、そうしたところをクリーニングして、手放すことで自由になっていきたいのです。神聖なる存在によってその人だけに与えられた道があります。そこを邪魔しないようにしたいのです。執着を手放すことによって、その人本来の目的を生きられるように。


モミラニ女史
モミラニ・ラムストラムさん

執着を手放したら小切手が!


―― 私も肌の不調で悩んていますが、からだの具合が悪いと「やりたいことがあってもできない」という制限ができますよね。自由を与えられるというと元気になっていけるように感じますが、そうとは限らないのですか。


モミラニ女史 ある人は元気になっていくかもしれませんし、ある人はそうではないかもしれません。私たちには膨大な過去の記憶があります。現世のことはわかっていても、それ以前のことはわからない。映画館に映画の途中で入っていくような状態なのです。ですが、必ずしも過去のことを知る必要はありません。私たちが求めているのは平和です。クリーニングをして、今この瞬間ゼロの状態に戻りたいのです。

痛みや苦しみがあるということは、過去の苦しかった記憶を手放せないでいるのです。それは子どもの部分、ウニヒピリがそうしているのですね。母親であるウハネが内なる子どもの手を握ってあげて「愛しています」と言って、解放してあげたいのです。例えば具合が悪いことをクリーニングして、罪悪感や、恐れ、苛立ち、そうした思いが出てきたら、その子の手を握ってあげて「今見ている記憶を生きることが、あなたそのものではないんだよ」と教えてあげてほしいのです。「あなたは完璧な存在。それ以外のことは記憶なのよ」と。

私が・オポノポノの仕事を始めたころ、2年間も手の肌がひどい状態で、何をしても良くならなかったんです。そうしたら、モーナが「毎日お風呂に入った後にブルーソーラーウォーターをコップ1杯、頭の上から全身にかけて」と言うのです。言われた通りに実践したら、3週間で手の悩みはなくなりました。ただ、結果も原因も人によってそれぞれ違います。ですから、良くするためではなく、何も期待せずにただクリーニングしたいのです。私はモーナが言ったことだから、何も考えずに行っていました。


―― 期待しないことは難しいですね(苦笑)。


モミラニ女史 期待を持つと、そこに欲求や、怒り、不安などが出てきてしまうのです。


―― ある方の体験談で、抱えている問題をなんとかしたいと思っているときにはうまくいかなかったけれど、それがあきらめに変わった頃に変化が起こったという方がいらっしゃいました。あきらめて無心になれたのが良かったのかもしれませんね。


モミラニ女史 執着を手放したいのです。私は以前3枚の小切手をいただきました。大事なものなのに、少し横に置いておいたら、忘れてしまったんです。有効期限内に銀行で現金に替えなきゃと思ったときには見つからなくて、大捜索になりました(笑)。部屋中探したのですが、見つからなくて、何時間もイライラし通しです。もう机の前に座って「ギブアップ!」と言ったら、机の上に置いた手の下に、なんと小切手があったのです! 「さっき探したときにはなかったのに!」と思いましたよ。なぜ気づかなかったのかわからないですが、あきらめたときに小切手の存在を認識できたんです。


―― 不思議ですね! ですが、不調を抱えている中で、健康になることをあきらめるのは難しいように思います。


モミラニ女史 健康な状態を手放すのではなく、コントロールすることを手放したいですね。自分でやろうとするのではないのです。私たちのからだを管理しているのは子どもの部分、ウニヒピリです。ですから、ウニヒピリが元気になれるようにしたいのです。仕事のため、家族のため、誰かのために犠牲にならないように、「周りの人のためにこうするべき」というところをクリーニングしたいのです。人が何かを依頼してきたとき、「私はどうなるの」とウニヒピリは叫んでいるかもしれない。その子を無視し続け、ボロボロになったときにからだに現れて初めてウニヒピリの存在に気づくこともあるかもしれません。


―― ウニヒピリの声をしっかり聞いてあげなくてはと思いました。


モミラニ女史 何度も何度も「愛している」と言ってあげてください。何千回もです! 自分に正直になって、今何を感じているか、本音の部分をきちんとクリーニングしていきたいんです。ウニヒピリはあなたと一緒にいたいし、あなたを助けたいと思っています。自分自身のケアは何よりも大切なことです。宇宙全体に与えられる最大の贈り物なんですよ。


―― 辛い気持ちもクリーニングして、もっとウニヒピリとコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました!
(インタビュー:太田 陽子)


(『元気な暮らし』2018年11月号掲載)



モミラニ・ラムストラム女史モミラニ女史

Wave Media LLC最高経営責任者。音楽教材の著者でもあり、サンディエゴ・メサ・カレッジの音楽科主任教授として音楽論、聴覚発達教育家の中で日々教鞭を取る。1983年、ハワイにて「SITHホ・オポノポノ」を初めて学び、カリフォルニア州で行われるクラスのメイン講師として33年以上教え続け、講師として携わったクラスの数はカリフォルニアを始め、日本、台湾を含め500回以上となる。


当記事に関して


※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く