このブログでは「ホ・オポノポノ」を長年実践している講師をお招きし、様々なお話を伺います。


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メリーさんへのインタビュー(9)

2018年09月28日

今回は、世界中でホ・オポノポノのマスターコーディネーターとしてクリーニング(※)を実践されている、メリー・コーラーさんにお話を伺いました。


理想的な家が現れた!


―― こんにちは! お会いするのは1年ぶりですね。


メリーさん この1年間、変化が早すぎて驚いています。孫が生まれたり、引っ越ししたり、家族の仕事でも大きな変化がありました。自分の想像を超えたことが猛スピードで起こります。だから、1日1回クリーニングしていたことも、2回、3回としたくてしょうがないという感じですよ(笑)。

今マンションの2階に住んでいるのですが、4階の部屋が空いたんです。主人が「4階に引っ越そうか?」と聞いてきたので、イラッとしました。なんでそんなに面倒なことを言い出すんだろうと思ってね。イライラする感情をクリーニングしていたら、少し周りの不動産物件を見てみたいと思ったんです。そう主人に伝えたら、100mも離れていないところに近日中に空き部屋が売りに出されるマンションがあることがわかりました。広々として、眺めが素晴らしく、まさしく理想的な物件!私たちはそこに引っ越すことになったんです。


―― 急展開ですね!どのようにクリーニングをされたんですか?


メリーさん このような場合には「引っ越すか、引っ越さないか」を考えてクリーニングされる方が多いと思います。けれども私は「イラ立ち」をクリーニングしました。「引っ越そうか?」と言われたときに、「大変なことは全部私にさせるじゃない」「やりたくないわ」と湧き上がってくる思いです。そうして理想の家を見つけることができたんです。クリーニングすることのパワフルな力を改めて感じましたよ。


―― 大きな変化が生まれるのですね。


メリーさん クリーニングのパワーは計り知れないくらい大きなものなんですよ。昨年日本に来たときに、北朝鮮のミサイルの報道があったので、そこから感じる不安などをクリーニングし続けていました。「大変なことが起こるのではないか」という思いをこの一年間ずっとクリーニングしていたんです。そうしたら、今回日本に来て新聞を開くと、ちょうど北朝鮮と韓国の指導者が友好的に境界線を越えている記事が載っていたんです。(※メリーさんは4月に来日されました)。驚きを隠せませんでした。その場面に出合えた喜びで、涙が止まらなかったんです。「どうせ私のクリーニングなんて何もならないわ」という思いもありましたが、クリーニングをし続けていました。「平和にしたい」など、感じるままに出てくるものに対してクリーニングです。ホ・オポノポノを通して、女性として関われることも嬉しいことでした。


―― クリーニングは内面で行うことなので、いつでもどこでも行えますものね。世界中で多くの方がホ・オポノポノを実践されていることも、良い影響を与えてくれたのかもしれません。


メリー・コーラーさん
「クリーニングすることのパワフルな力を感じた」


クリーニングは世界にとって「大きなこと」!


メリーさん 女性がクリーニングすることは、大きな結果につながります。もちろん、急に変わることもあれば、何も変わらないという状態もあります。でも、自分の中を見つめてクリーニングを続けるんです。「こうなってほしい」という期待もクリーニングです。


―― クリーニングし続けているけれど、私自身の辛い状況は変わらないという印象があります。からだの不調もなくならないし、家族についての悩みもあるままです。けれども、ホ・オポノポノを知って、何が変わるかはわからないけれど、クリーニングによってポジティブな変化が起こると思えるようになったことは大きな変化です。「自分にもできることがある」と思えることはとても嬉しいです。


メリーさん あなたがクリーニングする課題として、ご家族やからだのことがあるんです。それは重要な課題なんですよ。皆、与えられている役割があります。直面する悩みや困難も、その人にしかできないクリーニングの課題なんです。そうやってクリーニングをしていることが「自分のことだけ」「大したことないこと」と思うかもしれないけれど、あなたがそこをクリーニングすることは世界にとって大きなクリーニングになるんです。

ヒューレン博士とドバイに行ったときに、博士に言われました。「あなたがご自身のクリーニングを通して、どれだけ膨大なことがクリーニングされているかが見えたら、もっと真剣にクリーニングするでしょうね」と。私にもクリーニングの結果は見えないし、何がクリーニングされたかはわかりません。でも、ヒューレン博士は「大きなこと」なんだと言ってくれました。


―― わからないけれど、大きなことにつながる重要なことなんですね。


メリーさん 例えば、「主婦」というのはとても大きな仕事です。そこで人が育つわけですから。家族、子どもたち、孫たち…とても大きな影響があります。女性が日々の細やかなことをクリーニングすることはとても大切なことなんです。「話を聞いてくれない」とか、「休む時間がない」など、本音のところをクリーニングするんです。悲しみにくれたりユウウツになったりするのも、その下には怒りがあることが多いのです。そうしたときは「怒っていいんだよ」と自分に伝えてほしいのです。そしてクリーニングします。


―― 本音の部分を、気づかないうちに抑圧しがちですよね。


メリーさん 「いい子でないといけない」「いい妻でないといけない」「いいお母さんでいないといけない」などの思いがありますよね。小さなことでも「うっ」と思うことをクリーニングすることが大事ですよ。自分の感情こそ、ウニヒピリの部分です。ある方から「ウニヒピリとつながっていると感じないんですけど、クリーニングし続けている意味がありますか?」とご質問をいただきました。でも、その方も感情は感じているんです。それは、ウニヒピリとつながっているということ。「本当につながっているのかしら?」という不安や、恐れ、「こんなんで何が変わるの?」という絶望に近い気持ち、そうしたところをクリーニングです。悲しいとか、嬉しいとか、感情を一つひとつ拾ってクリーニングするというのは面倒に感じるかもしれません。ですが、そうした一個一個の積み重ねが、大きな大きな結果につながります。


―― 日々のささやかな気持ちに対するクリーニングが大切だと、改めて気づくことができました。本日も貴重なお話をありがとうございました!
(インタビュー:太田 陽子)



(『元気な暮らし』2018年10月号掲載)



メリー・コーラー
(MARY MY WILD IRISH ROSE KOEHLER)
メリー・コーラーさん

IZILLCが主催するSITHホ・オポノポノクラスのマスターコーディネーター。長年に渡って、アメリカをはじめ世界各国で開催されているクラスの主催に携わり、自身も世界中でクラスのトレーナーを勤める。 私生活では夫と七人の子どもとの家族の関わり合いの中で、またビジネスでもクリーニングを実践し、役立てている。


当記事に関して

※当記事は(株)トータルヘルスデザイン発行の無料月刊情報誌『元気な暮らし』に掲載された記事を元に再構成をしております。
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Posted by THDstaff at 10:00 │講師の方々に訊く